2020年、米国では560の医療提供組織がランサムウエア攻撃の犠牲者となった

2020年のランサムウエア攻撃は、いろいろなセクターに対して大きな脅威となっていました。
政府や学校機関なども多く被害にあっています。
そんななか、特に2020年に注目が集まることとなったコロナと戦う医療の現場も例外ではなかったようです。

Emsisoft State of Ransomwareレポートによると、米国内だけでいっても、実に560もの医療提供組織がランサムウエア攻撃の犠牲者となったとのことです。

現在の米国の医療現場ではEHR(電子医療記録、いわゆる電子カルテでしょうか)がいろいろな場面で使われているようですが、このEHRのシステムの稼働にも影響を及ぼしたようです。

ランサムウエア攻撃に聖域はないのかもしれません。
予防措置や、被害にあった時の対応の事前計画などが重要だと思われます。

参考記事(外部リンク):The State of Ransomware in the US: Report and Statistics 2020
blog.emsisoft.com/en/37314/the-state-of-ransomware-in-the-us-report-and-statistics-2020/