風が吹くと桶屋が二重恐喝?

パンデミックで世の中大変な状態です。
そんななか、最近、いくつかの飲料業界の会社もランサムウェア攻撃のターゲットになってしまっているようなのです。
コロナの影響で外食が冷え込みそこに品物を収める業界は大きな打撃を受けていますが、一方で中食が増え自宅で消費する品物を取り扱う業界は業績が伸びているという傾向もあるようです。

アメリカでの缶ビールのシェアで3位のCoorsというビールを製造している会社があります。
ここがランサムウェア攻撃を受け、戦うことを選択した関係で、業務に支障をきたしているそうです。
偶然なのか必然なのか、ジャックダニエルの会社も、カンパリの会社も、ターゲットとなってしまっているようです。

いろいろなことが起こりますので、いつどういった事情で自社が注目を浴びることになるかなかなか読めません。
注目を浴びて業績に良い影響が出ることは歓迎なのですが、犯罪者へのアピールともなってしまうのかもしれません。

安全なシステムの構築、すぐに問題に気付ける運用体制、こういったものは一朝一夕に実現できるものではありません。
日頃から検討と改善を継続していくことが重要なのかもしれません。

参考記事(外部リンク):Molson Coors brewing operations disrupted by cyberattack
www.bleepingcomputer.com/news/security/molson-coors-brewing-operations-disrupted-by-cyberattack/